• 2021-11-24

SQL文だけでIBM i のAPIを簡単作成!~ARCAD API新機能~

先月リリースされたARCAD API v13.2の新機能「SQL Webサービス」をご紹介します。この「SQL Webサービス」は、SQL文を書くだけでIBM i のAPIを、より素早く簡単に作成できる新しい作成手法です。

前バージョンのARCAD APIで、主流だった5250Webサービスの作成には以下の2ステップが必要でした。
・5250画面を操作してシナリオ作成
・作成したシナリオから値の入出力をするフィールドを定義

この5250 Webサービス作成手法では、ARCAD経由で5250画面を操作して取得したい値が表示される画面まで遷移させ、取得する値の範囲をマウスで1つ1つ選択して定義することが必要です。取得したい5250画面の値が少ない場合は良いのですが、多い場合にはその分だけ定義作成の作業が発生し、結果として多大な時間や労力がかかってしまう可能性があります。

これがARCAD API v13.2では、必要なデータを取得するSQL文を設定するだけでWebサービスを作成できるようになりました。上記の”5250画面の操作”と“取得したい値の定義”の2ステップをSQL文の登録だけで完結できます。

 

【SQL WebサービスでのSQL文の登録サンプル】
※実行するSQLの構文とAPIで利用する入出力フィールドを登録する。

 

【作成したWebサービスを実行して値が返されたサンプル】
※実行されたSQLに対して、各フィールドの名称と値が表示される。

 

SQLの構文に対象データベースとAPIで利用する入出力フィールドを指定するだけでIBM iのWebサービスを作成できます。DB2のSQL文に慣れている人であれば、より素早く、容易にWebサービス作成とデータ取得が可能です。

SQL Webサービスは、ARCAD APIというソリューションがもつ「より手軽に、容易に、スピーディに」という特性を大きくパワーアップさせる新機能です。

IBM i のリモートアクセスやWeb化などをご検討の際には、ぜひお気軽にお問合せください。

 

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