IBM i オブジェクトの権限設定・管理ソリューション！
Object Security
Object Securityは、IBM iのオブジェクトに対する権限・所有者・オブジェクト監査値などの設定・管理を行う製品です。事前に決めたセキュリティプランと呼ばれる設定値と比較し、差異のチェック・修正を行うことができます。
IBM i OS V7R5からセキュリティレベル20が廃止になり、無条件に*ALLOBJ権限が全ユーザーに付与されなくなりました。SQLやAPIでのIBM i外部のオープン系のシステムとの連携が発展する一方、IBM i側では、ユーザーやオブジェクトの権限や設定・管理がより求められるようになってきています。
- しかし、オブジェクト権限の管理によって以下のような苦労がかかります。
- ●管理対象のオブジェクトが多い
- ●OSの設定画面が多くて管理が大変
- ●設定やオブジェクトが追加/変更される度に管理作業が発生する
- そうした苦労をObject Securityで解消することができます。
製品の特徴
オブジェクト・セキュリティの差異の一括チェックで、オブジェクト管理の運用を容易に
セキュリティプランで指定したオブジェクト権限や所有者などの設定値と現在の設定値に差異のあるオブジェクトを簡単に見つけることができます。複数のオブジェクトの差異を一括でチェックできるので、QSECURITY30以上のIBM i環境でのオブジェクト管理の運用を容易にします。
オブジェクトの差異を素早く修正可能
オブジェクト権限や監査値などの差異の修正はチェック画面からできるので、1つずつコマンドを実行する必要がなく、修正の手間を省くことができます。事前に作成したセキュリティプランの設定を即時に反映でき、オブジェクト管理の簡易化、セキュリティ性の向上を迅速に実現します。
自動設定で管理負担を軽減
CLコマンドで実行できるので、スケジュールに登録して自動化することでミスや不正な変更を防止でき、管理の負担を軽減します。オブジェクトが多数追加・変更された際にも有益です。
