ARCADとは

ARCAD製品は、IBM iアプリケーションのモダナイゼーションを実現するソフトウェア群で、その機能の高さと使いやすさは、世界のIBM i市場で高く評価されています。

2017年4月からはIBMのPower Systemsに、情報資産分析ツールである「ARCAD Observer」(英語版)がバンドルされ、新規にPower Systemsを購入すると利用できるライセンスが付与されました。

ARCAD製品は、1992年にフランスのARCAD Software社でリリースされて以来、30年に及ぶ豊富な歴史と実績を持っています。リリース当初からグローバル展開を視野に入れ、各言語への対応やグローバル対応の機能を充実させ、着実に販売領域を拡大してきました。現在、約80カ国で販売され、4000以上のライセンスが利用されています。

日本では、2014年に当社とARCAD Softwareが提携を結び、当社がARCAD製品の販売とサポートを担当しています。近年、日本においても急速にお客様の数が増えています。

 ARCADによるモダナイゼーション

ARCAD製品の特徴は、古くなったIBM iアプリケーションを、今後求められる新しい業務要件や利用モデル、最新のテクノロジーに対応可能なアプリケーションへと簡単に作り替えができる点です。

長く使われてきたIBM iアプリケーションは、都度都度の改修や拡張と、さまざまな技術者が担当してきたことなどによって“スパゲッティ状態”になっていたり、仕様書などのドキュメント類が残されていないことも少なくありません。

ARCAD製品は、そうしたIBM iアプリケーションやデータベースを対象に、そこで使用されているオブジェクトの相関関係をデータベース化することよって、さまざまなモダナイゼーションを実現します。主なモダナイゼーション例としては、以下があります。

主なモダナイゼーション例

 ARCAD製品のラインナップ

ARCAD製品には、5つの製品・サービスがラインナップされています。中核の製品は、IBM i上の情報資産を解析して可視化・分析する「ARCAD Observer」です。IBM i対応の情報資産分析ツールとして高い評価を受けています。Power SystemsにはこのARCAD Observerの英語版がバンドルされています(有償)。

Power SystemsにバンドルされているARCAD Observerの日本語版とサポートを提供するのが、「ARCAD for IBM i 日本語パック」です。お客様のモダナイゼーションをきめ細かくご支援します。

ARCAD製品のラインナップ

「ARCAD Transformer RPG」は、固定フォームで開発されたRPGアプリケーションを、フリーフォームのRPGプログラム(FF RPGプログラム)へコンバートするためのツールです。オープン系の開発スキルを持つエンジニアを即戦力にするのにも有効なツールです。

このARCAD Transformer RPGによるFF RPGプログラムへのコンバージョンをサービスとして提供しているのが「ARCAD FFRPG変換サービス」です。お客様からプログラムをお預かりし、FF RPGプログラムに変換してお返しする内容です。

ARCADTransformer RPGの概要

ARCAD APIは今年(2020年6月)にリリースされたばかりの新製品です。IBM i上の5250アプリケーションをRESTful Webサービスにするツールで、これにより5250アプリケーションと外部のシステムやアプリケーション、データとのダイレクトな連携が可能になります。IBM i上の各種システムを外部へ開いていくことのできる強力なツールです。

ARCAD APIの概要

 ARCAD Software社の取り組み

ARCADの開発元であるARCAD Softwareは現在、「モダナイゼーション」と「DevOps」の2つを軸に、製品ラインナップの整備を進めています。モダナイゼーションを推進するにはDevOps環境の整備が不可欠で、DevOps基盤があればモダナイゼーションの成功により一歩近づける、との考えです。

DevOpsに関しては、IBM iのほかにUNIX、Linux、 Windows、z/OSも対象としているのが特徴です。そして、外部のツール/サービスとの相互連携も視野に入れ、DevOps環境の整備を進めているのがもう1つの特徴です。


外部のツール/サービスとしては、IBMの「Rational Developer for i」(RDi)や「Rational Team Concert」(RTC)があります。また、オープンソースのGitHubやJIRA、Subversion、Jenkinsなども連携ツールとしてラインナップされています。これらのツールとの連携によって、継続的な開発から継続的なインテグレーション、継続的デリバリー、継続的デリバリー、継続的テストまでを行えるARCAD製品のDevOps環境を実現しています。

ARCAD製品を利用することによって、DevOpsへのモダナイゼーションも可能になっています。

ARCAD Software社の取り組み​

・スプールファイルの自動変換、配布をサポートします。
・モニター機能により、新規に作成されたスプールファイルを自動で変換し、メール・FTP経由で配布します。
・スプール管理の対象は、「自動的に状況をHLDにする」「自動的にファイル形式を変換し、メールで配布する」などルールに沿って柔軟に指定可能です。
・スプールファイルをIFS上の保管ファイルに保管格納する「自動アーカイブ・ステータス管理」を実行します。

 ARCADシリーズ製品

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