- 2020-08-31
iSecurity、V18.08へメジャーバージョンアップ
IBM i向けの統合セキュリティ・ソリューションである「iSecurity」が2020年5月に、V18.08へのメジャーバージョンアップを発表しました。
iSecurityは20年にわたり多数の導入実績を誇るセキュリティ・ソリューションの決定版です。
iSecurityでは、標準機能をパッケージして提供する「iSecurity Base pack」と、必要なモジュールだけをオプションとして適用する「iSecurity Base packオプション」で構成されています。
今回のメジャーバージョンアップでは、以下のような機能強化が図られました。
iSecurity全般
iSecurity全体の機能強化としては、以下があります。
・IBM i 7.4のサポート
・ログ解析の機能拡張
・eメール送信の機能拡張
・メニュー画面の整備
Firewall 18.08
IBM iの出口点を利用したネットワーク・セキュリティを司るモジュールです。下記のような機能強化が図られました。
・制御対象出口点の追加
・DB OPENアクセスの機能拡張
・Free Styleルールの機能の追加
・ログスキップコマンド設定の追加
Audit 14.07
QAUDJRN(システム監査ジャーナル)を監視し、ログを取得するモジュールです。下記のような機能強化が図られました。
・QHSTが検知対象に追加
・IFSログ機能の追加
・ユーザー設定の機能拡張
Capture 05.01
5250端末の操作に関する画面ログの取得や取得画面ログのテキスト検索を実行するモジュールです。下記のような機能強化が図られました。
・ログ管理機能の強化
Journal 09.06
DBファイルのレコード操作を監視・記録するモジュールです。下記のような機能強化が図られました。
・Safe-Update機能の追加
・Action機能の追加
iSecurityの9つのモジュール