ウォームスタンバイ

冗長化（二重化、多重化）手法の1つ。

本番機（稼動系、プライマリーサーバー）と同じ構成のサーバーやネットワーク機器をバックアップ機（待機系、セカンダリーサーバー）として用意し、機器本体やOSなどは起動状態にしておきますが、本番機と処理やデータは同期せず、災害・障害発生時にシステムが停止した際は、バックアップ機を稼動状態に移行して本番機から切り替えます。

ホットスタンバイとコールドスタンバイの間に位置する方式です。ホットスタンバイなどと比較すると、起動時間や切り替え時間を含めた業務停止時間が長くなり、コールドスタンバイよりは短くなります。

＜関連用語＞
ホットスタンバイ
コールドスタンバイ