RTO

Recovery Time Objective の略で、日本語では目標復旧時間と呼ばれます。

障害・災害発生時にシステムが停止した際、あらかじめ定められたレベルへシステムを復旧するまでに必要な時間、もしくはその目標時間を意味します。言い換えると、システム停止やサービス中断を許容できる最大時間を示すのがRTOです。

事業継続計画では災害や障害で停止した業務が何らかの方法で再開するまでの目標時間、災害復旧やバックアップ業務では、システムダウンから再稼働までに見込まれる所要時間を示します。バックアップデータからの復旧では、その作業時間がRTOとなります。たとえば、RTOが1時間なら、システム停止後1時間以内に復旧する必要があります。

RTOは対象事業・業務の重要性や利益損失との兼ね合いによって決まり、短ければ短いほど対策に必要なコストは高額になります。

MIMIXのようなHAソリューションは、RTOを最短化する手法の1つです。

<関連用語>
RLO
RPO

MIMIXから見たポイント

MIMIXを使用している場合、RTOを短縮可能ですが、日頃から常に最短で切り替えられるよう手順の整備や定期的な切り替え訓練を実施し、HA、DR、BCP環境と体制の維持を継続することが大変重要です。

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