• 2022-12-13

スマホひとつでIBM iを操作!?IBM iのリモート操作で、運用負荷を軽減!

■年々深刻化する、IBM iの人材不足と運用課題



長きにわたり、多くの企業のオペレーションを支えているIBM i。古くから利用されるアプリケーションでも、最新のマシンで改修せずに使用し続けることが出来ます。その一方で、長期に渡り使われ続けているIBM iだからこそ直面する課題もあります。

長年利用できる反面、運用担当者が固定的になってしまうことも多く、対応が属人化していることも少なくありません。そうした中で担当者の高齢化や離職により、後継者の確保ができない状況もあります。属人化により、特定の担当者の負荷が増える、迅速な対応ができず業務の停滞・トラブルに発展する、など様々な問題に発展します。

そうした状況で、システム運用を自動化するツールが注目されています。

■応答iは、スマホでIBM iのオペレーションを助ける運用自動化ツール!


応答i(おうとうアイ)は、システムの異常やトラブル発生時の担当者へのメールでの通知、メールでのIBM iコマンドの送信により、遠隔で操作を行うことができる製品です。障害が発生した際の情報取得などがメール1つで簡単にできるため、特定の担当者でなくても迅速な対応が可能になります。またメールでコマンドを送信するだけなので、IBM iのエミュレーターを起動して状況を確認するといった操作が不要です。

応答iは、主に2種類の自動化を実現します。


①マシン監視

定期的にシステムをモニタリングし、システムの異常を検知すると担当者にメールを送信します。例えば、マシンの死活監視やMSGWジョブの監視、DISK使用率の監視などを行うことができます。

マシン監視の構成


MSGWジョブの監視の場合は、ステータスがMSGWのジョブが無いかを一定間隔で監視し、MSGWがあった場合は指定されたメールアドレスへジョブ情報の通知を行います。メールに添付されたジョブ情報はMSGWジョブの状況確認や次に説明するトラブル発生時の対処に利用することができます。

②トラブル発生時の対処

特定のメールアドレス宛にメールを送信することで、IBM iへの情報のリクエストや特定コマンドを実行します。MSGWジョブのジョブログ取得や活動中ジョブの一覧の取得などができます。

トラブル発生時の対処の構成

例えば、ジョブログの取得であれば、特定のメールアドレスに件名を「ジョブログ」、本文に取得対象のジョブ情報を指定してメールを送付すると、応答iがジョブログを添付して送り返します。添付されたジョブログから詳細なジョブ状況を確認することができるので、突然発生したMSGWジョブの状況確認や原因調査などに活用することができます。


応答iは、メールの送信だけで、IBM iの各種情報の取得・操作が可能です。これにより、IBM iの操作ができれば誰でも対応ができます。詳細は「応答i」製品ページ、もしくは弊社お問い合わせ窓口よりお問い合わせください!

  • 製品の紹介資料やチラシはこちら
  • IBM i PORTALの概要はこちら

PAGETOP