IBM i ・IFSウィルス対策の決定版!
SAVi
SAViは、IBM iのIFS上のファイルのウィルス・チェックと、ライブラリにあるオブジェクトの保全性チェックを行い、IBM iのセキュリティを高めるツールです。ウィルスのチェック・検知はリアルタイムで行い、感染したファイルを発見すると、すぐに隔離します。また、ウィルスチェックの結果はサマリー情報として確認できます。さらに、IFS上のウィルス・チェックだけでなく、ネイティブなオブジェクトに保全性の違反がないかチェックすることも可能です。PCI DSS要件10にも対応しています。
SAVi の基本的な仕組み
感染ファイルへのアクセス防止
IFS内に感染ファイルがある場合、画面のようにアクセスを拒否するため、ユーザーの感染を防止できます。
ウィルス・スキャンの結果画面(スキャンログ)
製品の特徴
ウィルス・スキャン機能
・IFS上に潜むウィルスを検索し、発見しだい感染ファイルを隔離します。スキャン完了後、スキャン結果をサマリー情報として確認することができます。
・ウィルス・スキャン機能は手動(対話式)にも自動(バッチ)にも対応しています。スキャンの処理をスケジュールすることで定期スキャンの実施も可能です。
リアルタイム検知機能
・ユーザーが感染ファイルにアクセスすることでクライアントPCがウィルスに感染しないように、実行ファイルがオープンされる前にウィルス・チェックを行います。
・ウィルスが発見された場合、ファイルへのアクセスは拒否されます。また、一度ウィルス・ファイルとして検知されたファイルにはアクセスできないロックがかかります。
パターンファイル自動更新機能
・日々新しいウィルスが誕生します。したがって、ウィルス定義ファイルも常に最新にしておく必要があります。
・システムがインターネットにつながるような環境であれば、ウィルス定義ファイルの更新を自動で定期的に更新させることが可能です。
オブジェクトの保全性検査
・SAViはIFS上のウィルス・チェックだけでなく、ネイティブなオブジェクトに保全性違反がないかをチェックすることもできます。
・改ざんの形跡があるプログラムであったり、オブジェクトのディジタル署名が不正であったり、など保全性違反のあるオブジェクトを発見し、チェックし、対処することが可能です。
SAViの特徴
動作環境
- IBM i(OS) :IBM i 5.3以降
- ハードウェア :Power Systems P05 、P10