本番移行の際に、ダウンタイムなしで、一時的にデータを保管
MIMIX MOVEは、最新サーバーの入れ替え時やデータセンターの統合、ストレージの再編成、クラウドの導入時などで、システム移行を容易にするソリューションです。本番移行の際に業務を継続したまま移行でき、データを一時的に保管し、ダウンタイムなしで本番移行を可能にします。移行を効率的に行え、移行コストも低減できます。
MIMIX MOVEの基本的な仕組み
製品の特徴
業務を継続したままデータ移行を実現
・MIMIX MOVEは、移行を行う新・旧サーバーの間でリアルタイムの同期化を並列処理によって実現します。
・移行先のマシンの数は、1対1、1対多数、多数対1での移行が可能です。
・IBM iおよびAIX搭載Power Systemsの移行に対応します。
多様なリソースをリアルタイムに移行
・ユーザーが本番機を使用中でも、アプリケーション、データ、システム値の移行が可能です。
・データベース、オブジェクトのリアルタイム同期を実現します。
・データベースジャーナルおよび機密保護監査ジャーナルを利用した、リアルタイム同期を行います。
使いやすさ、わかりやすさ、設定・管理の容易さ
・Webブラウザで、転送定義、ジャーナル、アプリケーション・グループ、データ・グループなどの設定が行えます。
・ライブラリー、ディレクトリー、フォルダーを同期対象として追加するための設定をダッシュボードから実行できます。
・緊急時でも、Webブラウザまたは5250画面上の簡単な操作でバックアップ機への切り替えが可能です。
高度な監査・監視と高性能な分析機能
・Webブラウザで、いつでも、どこでも、「一目で」サーバーの状態を監視できます。
PCのほかスマートフォンやタブレットからも状態の確認が可能です。
・バックアップ機上の複製データを常時監視し、強力な修復機能により、常に同一状態を保ちます。
・ディスクの空き状況なども監視できるので、ディスク容の量溢れによるシステムダウンも防げます。
MIMIX MOVEの特徴
動作環境
- IBM i(OS) :IBM i 5.4以降
- ハードウェア :Power Systems P05 、P10