- 2025-05-21
DFUプログラムのようなDB更新画面を、コマンドから簡単呼び出し! ~FileScope~
2025年4月にリリースされたIBMi OS V7R6よりDFUの機能に変更があり、DFUプログラムの新規作成・変更ができなくなりました。DFUプログラムでは、UPDDTAコマンドでは行えないフィールドの表示制限を画面から簡単に設定し、プログラム化することができましたが、今後実施したい場合には、RPGなどのプログラムをコーディングする必要があります。
FileScopeでは、DFUのようにDB更新画面をコマンドから呼び出すことができることに加え、ビューポイントと呼ばれるフィールドやレコードの表示設定の記録を呼び出す機能があります。これらの機能を駆使すると、DFUプログラムで実施していたような、メニューやプログラム内でカスタマイズしたDBの更新画面を呼び出すことができます。 今回もテスト用の人事情報ファイルのデータ変更を例に機能をご紹介いたします。
■CLコマンドでファイルを指定するだけでDB変更画面を表示
FileScopeでは、DFUプログラムの実行やUPDDTAコマンドと同様に、コマンドラインからDB更新画面を表示することができます。
もちろんコマンドのパラメータに特定のDBを指定した形で、CLプログラムやメニューの中に組み込んで利用することも可能です。

■表示設定を保存して呼び出せるビューポイント機能
FileScopeでは、QUERYのように条件を設定してデータの表示順を変えたり、フィールドの非表示や並び順の変更も行うことができます。このような設定を毎回行わなくても、保存して呼び出せるのがビューポイント機能となります。
ビューポイントの作成は、FileScopeの画面でデータの表示設定をした状態でファイルを閉じる際に、ビューポイントの保存オプション画面から名前をつけて保存するだけで作成でき、コーディングをしたりする必要はありません。
ビューポイントの呼び出しも、次回ファイルを表示する際に、保存したビューポイントを入力するだけなので簡単に実施することができます。

このようにFileScopeを利用すると、DFUプログラムと同じようにコーディング無しで簡単なデータの更新画面を作成し、呼び出すことができます。
FileScopeにご興味があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください!
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