データ完全性

データがすべて揃っていて欠損や不整合がないこと、すなわちデータの処理、読み込み/書き込み、保管、転送などに際して、目的のデータが常に揃っていて、内容に誤りや欠損がなく、それが保証されていることを意味します。データインテグリティ(Data Integrity)とも呼ばれます。

データ完全性は、データの網羅性、正確性、整合性、安全性の4つのポイントで確認します。データ完全性が確保されていれば、データベースに格納されている情報は、期間やアクセス頻度に関係なく、一貫していて正しく、信頼性の高い状態を保っています。

またデータ完全性には、物理的完全性と論理的完全性の2種類があります。

災害・障害の発生や停電、侵入者によるデータベースの破壊、人的ミスなど、さまざまな理由により物理的完全性が失われます。

またデータベースの正規化や設定が不十分なことでデータ間の関係に矛盾が生じたり、外部の攻撃者によって改ざんされたりすると、論理的完全性が失われます。

MIMIXから見たポイント

MIMIXでは、OSのリモートジャーナル・リンクを利用した高速で正確な同期処理と、同期元と同期先のデータの同期状況、同期データ内容を比較する監査機能によって、同期対象データのデータ完全性を保持します。

  • 製品の紹介資料やチラシはこちら
  • IBM i PORTALの概要はこちら

PAGETOP