障害・災害検知手段
HA/DR環境の構築で要件定義する「想定する障害および災害」について、それらを検知するための手段、あるいは手段を意味します。
障害対策の場合では、関連機器の不具合を検知するツールなどによる発報や、各種確認業務での検知などが挙げられます。
災害対策では建物の損壊や移動手段、通信連絡手段など、あるいは集団感染などによるパンデミックといった観点での検知手段も検討されます。あわせて、関連する人員体制や連絡体制などの情報を資料に含めることもあります。
MIMIXから見たポイント
MIMIXでのHA/DR環境構築では、構築する環境の要件定義の段階で検知手段を検討・定義します。
その定義内容を踏まえて、MIMIX切替手順書を作成します。環境構築後も、定期的な切り替え訓練を実施することで、変更点や修正点、改善点を整理して各手順書に反映させ、HA/DR環境の品質維持を継続することが大変重要です。