Data Protection Reportで同期対象の見直しをしませんか?~MIMIX~
2025-03-07- 2025-03-07
Data Protection Reportで同期対象の見直しをしませんか?~MIMIX~

■同期対象見直しの必要性
BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)や障害・災害対策としてHAツールを活用している企業にとって、定期的な同期対象の見直しが必要です。
同期対象を見直すべきタイミングとして、以下のようなケースが考えられます。
・データの重要度や利用頻度が変化したとき
・災害復旧計画に伴う運用条件の見直し
・システムのバージョンアップや移行
しかし、同期対象として適切に設定されているかを個別で確認するのは手間がかかります。
そこで、Assure MIMIXバージョン10.0.23.00で追加された新機能「DPR(Data Protection Report)」を利用すると、簡単に同期対象の精査ができます。
■Data Protection Reportとは
DPR機能では、システム全体のライブラリやIFSがMIMIXの同期対象に設定されているかを確認できます。これをレポート出力することで、一目で同期対象かどうかを把握できます。
MIMIXで同期対象に設定されていないオブジェクトは、保全状況が*NONEと表示されるので同期対象の設定漏れがあってもすぐに特定できます。

DPR機能の主な活用方法は以下の通りです。
・システムの健全性確認
MIMIXでデータが適切に保護(同期)されているかを確認
・コンプライアンス遵守の証明
データ保護の活動と結果を監査レポートなどで証明
■Data Protection Reportの出力~同期対象設定
DPR機能を使用し、システムオブジェクトの一覧を出力して同期対象の追加や除外を行う手順を紹介します。
① DPR機能の起動
② システムオブジェクトの一覧出力
③ 同期対象の追加・除外設定
① DPR機能の起動
DPR機能を起動し、レポート出力を開始します。

② システムオブジェクトの一覧出力
同期対象設定の有無を一覧で確認できます。*NONE と表示されたオブジェクトは、MIMIXで同期対象に含まれていないことを示します。

③ 同期対象の追加・除外設定
一覧で確認したライブラリを同期対象に追加または除外する場合、該当するデータグループ名を入力するだけで設定が完了します。



Assure MIMIX バージョン10.0.23.00を活用し、定期的な同期対象の見直しをしましょう。