日経コンピュータ「顧客満足度調査」のエンタープライズサーバー部門で日本IBMが完全制覇

日経コンピュータの恒例企画「顧客満足度調査2020－2021」が同誌9月3日号に掲載されています。今回は25回目で、915件の回答を基に24部門のランキングがまとめられています。

調査は今年4月10日～5月25日に実施。コロナ禍の真っ最中の調査で、激動の時期であることを示すように、24部門中、13部門で首位が交代しています。

「2020年春以降、新型コロナウイルスの感染拡大の防止策として緊急でテレワークに取り組む必要に迫られ、業務を進めるにあたって非対面・非接触が求められた。こうした状況下、調査ではDXの推進に大きくかかわる「ITコンサルティング／上流設計」「システム開発」「システム運用」のサービス全部門で首位が入れ替わった」

このうち「エンタープライズサーバー」部門で、日本IBMの4年ぶりに首位に返り咲いています。対象となるサーバーは、Power Systems、z System、IBM i（AS/400）です。

順位と総合満足度は、

第1位　日本IBM 75.2
第2位　富士通 68.9
第3位　NEC 63.5

で、日本IBMは、「性能・機能」「信頼性」「運用性」「コスト」「サポート」「継続移行度」のすべての項目を制覇しています。

特に「性能・機能」（82.4）と「信頼性」（87.9）で評価が高く、「性能・機能」では、富士通に8.5ポイント、NECに14.9ポイントの差、「信頼性」では、富士通に8.4ポイント、NECに14.4ポイントの差をつけています。

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